Rule

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規則

国内公式大会はUCI(国際自転車競技連合)の競技規則を基準としながら、一部独自のルールを設けて行う。

BMX 競技規則

クラス

<BMXフリースタイル・パーク>
チャンピオンシップレベル:男子エリート(15歳以上)、女子エリート(15歳以上)
チャレンジレベル:キッズ4アンダー、キッズ5-6、ボーイズ7-8、ボーイズ9-10、ボーイズ11-12、男子13-15、ガールズ7-9、ガールズ10-12、女子13-15、エキスパート(16歳以上)、30オーバー

<BMXフラットランド>
チャンピオンシップレベル:男子エリート(15歳以上)、女子エリート(15歳以上)
チャレンジレベル:キッズ6アンダー、ボーイズ7-9、ボーイズ10-12、男子13-15、ガールズロー、ガールズハイ、エキスパート(16歳以上)、30オーバー

・競技者は、同一シーズン中に年齢別カテゴリとエリートカテゴリの双方に参加することはできない。
・5人以上の競技者が参加登録し、競技者の参加確認を完了したカテゴリにおいてのみ実施できる。参加登録し、参加確認が5人未満のクラスにおいて、そのカテゴリは主催者の判断で他のカテゴリと結合する事とする。
・5人以上の競技者が参加登録し、競技者の参加確認を完了したカテゴリのスタート時に競技者が少ない場合でも競技はスタートする。
・上記は基本であり、競技者の人数で予告なく連盟が変更する事ができる。

エントリー・競技者確認

・大会によって参加資格が異なるため、自身が資格を満たしているかどうかは大会要項にて必ず事前に確認を行うこと。
・競技者は、日本自転車競技連盟のライセンス登録を取得する。なお、ライセンスは年度毎に更新が必要である。
・競技者は、主催者によって必要とされている期日内に事前エントリー手続きを完了することによってBMXフリースタイル競技に参加することとする。
・競技大会にエントリーすることは、大会スケジュールと全条項への同意を含むものとする。従えない場合は競技者のエントリーを取り消す事が出来る。
・未成年の参加者は、主催者によって提供された様式を使用して参加登録する時に、親権者の同意を得なければならない。
・競技当日、競技者の確認を行う。

ライダーのルール

・公道等でのBMX走行で器物損壊行為など確認された場合や日本の法律に違反した場合は選手登録を無効とすることがある。
・大会会場内での自転車等の走行は、マナー・ルールを遵守する。
・大会において、クラス別・グループ別に設けられた公式練習時間以外は、競技エリアでの練習走行は如何なる場合も認められない。
・走行時の故意による機材等の破損は修理代を請求する場合がある。
・ライダーは各個人で傷害保険に加入する。
・大会は最大限安全に配慮して開催し、必要最低限の傷害保険には主催者にて加入するが、期間中の会場内外での怪我や事故に関して、大会主催者ならびに会場管理・運営者、関連団体、その他関係者は一切の責任を負わない。

安全装備

・BMXフリースタイル・パークにおいて、自転車競技での使用が保証されたヘルメットを着用することは、全カテゴリに付帯する義務であり、ライディング中はこのヘルメットを常時着用しなければならない。
・ヘルメット製造者により承認された付属品のみをヘルメットに付けてよい。
・競技、ウォーミングアップまたは練習中にかかわらず、ライディング中は常にヘルメットストラップを安全に締めていなければならない。
・ヘルメット以外にも、競技者は頸椎や背中、肘、膝および肩等を保護するためのプロテクターを装着することを強く推奨する。
・BMXフラットランドはこの限りではない。

ジャッジ方法

<BMXフリースタイル・パーク>
・チャンピオンシップレベルと13-15クラスは1分、チャレンジレベル(13-15クラスを除く)は45秒のランを2回行う。
・各ジャッジは、競技者に0.00〜99.99の得点を与える。
・3〜6人(主任ジャッジを含む)のジャッジによって与えられた各競技者の得点は平均される。
・予選は2回のランの平均、決勝は2回のランにおける最高得点が最終得点となる。
・採点基準は以下11項目

a. 難易度(実行されたトリックだけでなくコースの中のトリックと使われた組み合わせの配置も考慮する)
b. 高さ(実行されたトリックの振幅)
c. 流れ
d. 独創性(トリックと並び)と多才さ
e. スタイル
f. 発展性
g. トリックの多様性(標準的な空中技、回転、グラインドなどの混合を考慮する)
h. リスク要因
i. 着地
j. コースの使用
k. 達成度

・タイムアップ時に、時間内に完了したトリックを採点対象とする。トリックの完了とは、両車輪が水平なパーク路面と接触した状態をいう。

<BMXフラットランド>
・カテゴリごとに定められた時間でライディングを1回行う。
 男子エリート:3分、女子エリート:2分30秒、U-6・7-9・ガールズロー:1分30秒、その他:2分
・各ジャッジは、競技者に0.00〜99.99の得点を与える。
・3〜5人(主任ジャッジを含む)のジャッジによって与えられた各競技者の得点は平均される。
・ライダーのトリックが始まった時点でタイマーはスタートをする。
・タイムアップ時ブザーが鳴り終わるまでのトリックを採点対象とする。
・ブザー終了時に完遂されてないルーティーンはそのルーティーン全てが採点対象にならない。
・採点基準は以下5項目

a. 難易度
b. ルーティーン構成
c. 独創性
d. リスク要因
e. 完成度

年間ポイント

1位200
2位160
3位140
4位125
5位110
6位100
7位90
8位85
9位80
10位75
     
11位70
12位65
13位60
14位55
15位50
16位45
17位40
18位35
19位30
20位~25

クラス・ルール変更について

※クラス・ルールの内容は予期なく変更される場合があります。